明日から生産性を爆上げさせる方法


明日から生産性を爆上げさせる方法

今回は明日から生産性を爆上げさせる方法と題して、短時間で大きな成果をあげるための時間術について解説していきます。

生産性を爆上げさせる方法とお伝えいたしましたが、効率化や時短については既に巷には数えきれないぐらいのハウツー本があったり、ビジネス雑誌で頻繁に特集されているテーマではあります。
ですが、今回紹介する時間術は、たくさん時間があるほど仕事が捗らなくなるという、矛盾に着目した斬新なテクニックとなっております。
「もっと時間が欲しい」と悩んでいる皆さんのお役に立てる動画になっていると思いますので、是非最後までご覧ください。

 

皆さんはテスト前や納期の締め切りに追われた時、火事場の馬鹿力で驚異的な集中力を発揮して乗り越えた経験が一度くらいはあると思います。
私も何度もあります。
一方でテストの1週間前や納期に余裕がある時はだらけてしまった経験もあると思います。
私たちはたくさん時間があると、その分タスクがこなせると思ってしまいがちですが、実はそれは完全に間違いです。
使える時間が2倍に増えても、作業量が2倍になるわけではありません。
むしろ使える時間が増えるほど、集中力が途切れやすくなり、生産性は急激に落ちてしまいがちです。

 

一般的に人間の集中力の持続時間は約50分と言われています。
どんなに頑張っても、90分以上は集中力を保つことができないそうです。
なので、小学校、中学校、高校の授業時間は50分に、大学の授業は90分になっていることが多いそうです。
また、集中力には波があり、15分に1回のペースでこの集中が途切れてしまうそうです。
このことから、ただ時間をかけるだけでは作業が捗るというわけにはいかないということがわかります。

 

時間さえあれば上手く出来たのにという言葉はビジネスの現場でよく聞きます。
私もよく聞きます。
ですが時間は優秀な方にとっても、優秀でない方にとっても、全員に対して平等に付与されています。
あなたの周りにいる人もみんな暇ではありません。
厳しい言い方をしてしまうと、時間がありませんでしたという言葉は言い訳でしかありません。
自分はタイムマネジメントもできない無能な人間だと自ら公開しているようなものです。


「時間がないから出来ない」と言う人ほど、時間の使い方や仕事のやり方が悪かったり、本当の原因から目を背けていることが多いものです。
上手く行かなかった理由を自分なりに考えてみる癖をつけていきましょう。

自分の能力以上の課題だったのか、一緒に仕事をした同僚とのコミュニケーションに問題があったのか、そもそもやるべきことを出来ていたのかなど、上手く行かない原因は案外自分のコントロール範囲で改善できることが多いです。
そのような色々な原因のすべてを時間のせいにしてしまうと、改善する部分が分からず再び同じ間違いをする可能性が高くなります。

私が今まで見てきた優秀な人材や仕事のできる人材は、時間がないとは絶対に口にしませんでした。
この動画を見てくださっている皆さんの中には時間がないと口癖として言う人はいないのかもしれませんが、もしも言ってしまっている人がいたら今日から改てみましょう。

 

ではどうすれば時間がないと言わずに済むのか、具体的な方法を解説していきます。
ズバリ少しきついくらいの締め切りを設定することと、作業時間の始めと終わりを決めることです。
言い方を変えると、わざと自分で自分を追い込む仕組みをつくるということです。
こうすることで皆さんの生産性は飛躍的に向上します。
心理学の世界ではこれを初頭効果と終末効果と言います。
もともとは記憶力に関する実験で、最初に覚えたことと最後に覚えたことは記憶に残りやすいということを、こう名付けたそうです。

これは集中力に関しても同じことが言えて、作業を始めた直後と作業を終える直前は集中力が高まります。
これがテスト前や納期の直前に頑張れてなんとか乗り切れていた秘訣にもなります。
自分で締め切りを設けることで意図的に生産性を高めることができます。

 

もう一つの方法は時間対効果を常に意識することです。
これはお金を使うときに費用対効果を考えるのと同じ要領ですね。
お金を使うときは、これが値段にふさわしいかを考える人は多いかと思うのですが、時間を使うときにこれは正しい時間の使い方かと考える人はほとんどいないと思います。
お金と同様に時間も貴重な資産です。
私たちは何かをするとき、常に効果を考えて時間を使わなければいけません。
今は何をやればより大きな効果が期待できるか、これを意識するだけで生産性が爆上がりします。
少ない時間で多くのことができるようになりましょう。

 

また後先考えずに闇雲に仕事を引き受けたり、やるべきことを増やしたりして潰れてしまう人が多くいます。
特に目標や理想が高い人は、自分のキャパシティ以上の仕事を引き受けたり、人の頼みを断れない傾向があります。
これでは生産性は上がりにくいです。
仕事も出来るようになりにくいと思います。
今何をやるべきなのか、自分の中で優先順位を必ず付けて下さい。
優先順位をつけるには自分が決めた判断の物差しが必要です。
目の前にある「やるべきこと」をその物差しに照らし合わせることで、誰でも優先順を決めることができます。
とにかくこの判断の物差しが必要になってきます。
この時、その物差しは自分が納得できる価値観であれば、とりあえずは何でも大丈夫です。
何から手をつけたら良いか分からないと悩んでいる時間が、一番もったいないです。
間違っててもいいので、優先順位をつけてから仕事を始めてください。
最初は上手く行かなくても、徐々に正確に優先順位を付けれるようになると思います。

 

はい。
では今回は少し短い動画でしたが、最後にこの動画の内容を振り返ってまとめていきます。

 

まず、人間の集中には限界があり、使える時間が2倍になっても作業量は2倍にならないということ。
次に、時間がないというのは言い訳か表面的な原因に過ぎず、上手くいかなかった本当の要因から目を背けているということです。
そして、締め切りを決める、作業時間を決める、時間対効果を意識するの3つのテクニックを使うことが生産性を上ることに寄与するということ。
最後に、自分の中のもの差しを決めると、優先順位を決めやすくなるということ。

 

この動画でもお話ししていますが、時間は全員にとって平等に付与されています。
その時間をどう使ったかが成果に如実に現れてきます。
生産性を上げるということは、限られた時間の中でやらなければならないことを突き詰めるということを意味します。
なのでこの動画を参考にし、皆さんも上手に時間を使って生産性を上げていきましょう。

以上で明日から生産性を爆上げさせる方法の解説は終わりです。